
注文住宅だからできる洗面化粧台選び
毎朝の身支度を整えたり、帰宅後の手洗い、時には来客が利用することもあるのが洗面化粧台です。
「どんな雰囲気にしたいか」「家族の人数や使い方は」「収納は何をどこにしまいたいか」——そういった話し合いを重ねながら、インテリアコーディネーターの八木睦美がスケッチを描き、建て主さまと一緒に仕上げのイメージを固めていきます。
市販のユニット洗面台にはないボウルの形、タイルの質感、鏡まわりの収納の使いやすさ——ひとつひとつを選び取って完成する造作洗面台は、どれも「うちだけの一台」です。今回は実際に完成した10邸の洗面台をご紹介します。
椅子に座ってメイクができる洗面スペース|更別村 W邸

椅子を引いてゆっくり座りながらメイクやスキンケアができるカウンタースペースを確保。さらに、ドライヤーをさっと出し入れできる専用の収納スペースも造りました。毎日使うものだからこそ、「出す・使う・しまう」の動作がスムーズになる設計です。
アンティークミラーを主役にしたシンプルな洗面所|芽室町 K邸

芽室町のKさま邸は「古民家をイメージした、アンティーク雑貨が似合う家」がテーマ。洗面所もその世界観を貫いています。
主役はアンティークショップで見つけた大きなミラー。造作の洗面台はシンプルな白いボウルとタイルで仕上げ、古びたミラーの存在感を引き立てる控えめな佇まいにしました。施主支給の鏡でも「浮いて見える」ことなく空間に馴染んでいるのは、コーディネーターの八木が周囲の素材・色を調整しながら合わせていったためです。
お客様用の手洗いと家族用の洗面台を使い分け|音更町 M邸

音更町の平屋Mさま邸では、洗面台を2か所に分けてつくりました。玄関脇に設けたお客様用の手洗いは「目につく場所なので、少しポイントになるような可愛いデザインで」というMさんのご希望から生まれたもの。八木と打ち合わせを重ね、インテリアのアクセントになる小さな空間を仕上げました。
一方、ユーティリティースペースの中にある家族用洗面台は実用本位の設計。鏡の中には収納スペース、脇には飾り棚、そして鏡の下からはペーパータオルがスムーズに引き出せる仕組みを組み込んでいます。来客の目に入る「見せる洗面台」と、毎日使う「使いやすい洗面台」を明確に使い分けました。
鏡まわりにティッシュ&ペーパータオルの「隠し収納」|帯広市 S邸

帯広市のSさま邸は、既製の家具がほとんど見当たらないほど造作にこだわったお宅。洗面台と鏡も、もちろんオーダーメイドです。この洗面台のユニークなポイントは、鏡の両脇の壁。一見すると普通の壁に見えますが、実はティッシュとペーパータオルがそれぞれ下から引き出せる収納になっています。カウンターの上に何も置かなくて済むため、すっきりとした洗面台を保てます。洗面所の壁には奥様が職人にオーダーしたタイルも入り、細部まで納得のデザインに。
ツヤなしタイル+造作タオルストッカーで清潔感が続く|浦幌町 K邸

浦幌町のKさま邸の洗面台は、洗面ボウルも鏡まわりも全て造作。壁のサブウェイタイルは、あえてツヤのないタイプを選びました。「水垢が目立たず、お手入れが楽」というのが選んだ理由で、見た目の美しさと長く使える実用性を両立した素材選びです。
脱衣所兼乾燥室には、造作のタオルストッカーも。「美容院で使われるような引き出し式にしてほしい」という奥様のリクエストに応え、タオルが飛び出ないよう押さえのポールを加えるなど細部まで使い勝手を追求しました。「こちらのイメージをうまく汲み取って、理想に近いものに仕上げてくれた」とKさん。
子どもが並んで使える長い洗面台|帯広市 K邸(インダストリアル平屋)

帯広市郊外のインダストリアルスタイル平屋のKさま邸。造作の洗面台は「子どもが成長した時、並んで使えるように」と、ゆとりのある長さで設計されています。蛇口はカクダイの壁付けタイプを選択し、カウンター周りをすっきりとしたデザインに。洗面台の脇には奥様がデザインした造作の棚を設け、タオルがカウンター下から引き出せる仕組みや、脱いだ服を入れるかごがぴったり収まるスペースなど、工夫が随所に詰め込まれています。
カウンター+鏡裏+鏡脇の「三段収納」設計|音更町 K邸(カントリースタイル)

音更町のカントリースタイルのKさま邸では、洗面台の収納を三か所に分散して造りました。カウンター下の引き出し収納、鏡の裏側のスペース、そして鏡の脇の棚と、使うものを使う場所の近くに整然と収められます。さらにカウンターが乱雑にならないよう、棚の内部には髭剃り機などが充電できるコンセントを組み込みました。「見た目がきれいなだけでなく、実際に使ってみて使いやすい」という、注文住宅ならではの細やかな設計です。
インテリアに合わせてボウルも洗濯機も選ぶ|音更町 K邸(モノトーン)

外観から内装までモノトーンで統一した音更町のKさま邸。洗面カウンターはアイカ工業のボウルと化粧板を組み合わせてK邸仕様に製作したオリジナルです。床はエンボス加工に金継ぎ風デザインを施したフロア材を選択し、全体の雰囲気を統一しました。さらに「インテリアと同時に選んだ」という洗濯機はPanasonicのCubleシリーズ。直線的なフォルムが洗面空間のホテルライクな雰囲気に自然に馴染んでいます。
「濡れにくい」を叶える水栓の選び方|鹿追町 O邸

鹿追町O邸の洗面台で注目したいのは水栓の位置。ボウルの後ろ側(壁寄り)ではなく、ボウルの内側から水栓が出ているタイプを選んでいます。これにより水が周囲に飛び散りにくく、カウンターが濡れにくいのが大きなメリット。洗面・トイレ・収納は全て造作で仕上げており、「見た目のこだわりと使いやすさを、細部まで計算して作ってもらえた」と建て主Oさん。50軒以上のオープンハウスを見て選んだだけに、こだわりのポイントは具体的です。
家族4人が朝並んで使える広いカウンター+医療用シンク|帯広市 U邸

カフェのような外観が印象的な帯広市U邸。「家族で並んで朝の支度ができるように」と、広いカウンターの洗面台を造りました。後ろの棚も全て造作で、物が整然と収まる設計です。
洗面台の隣には、大きくて深さのある陶器製の医療用シンクも設置。子どもの洗濯物などをつけ置き・予洗いするために選んだもので、蛇口は掃除がしやすいよう壁付けタイプを希望しました。数少ない壁付け水栓の中からコーディネーターが空間に合うものを提案し、「イメージ以上に素敵になった」とご夫婦も笑顔で話してくれました。
洗面台は「毎朝の自分のための場所」
今回紹介した10邸の洗面化粧台は、スタイルも工夫もさまざまですが、共通しているのは、暮らす人の使い方、好みのデザインや必要な機能性などを踏まえ、インテリアコーディネーターの八木が担当し、素材・収納・使い勝手まで丁寧にサポートしている点です。「まだイメージが固まっていない」という段階からでも、実例の写真を見ながら一緒に考えていきますので、お気軽にご相談ください。
なお、洗面台と同じく、キッチンも家づくりの重要なポイントです。
そして設計、プランニング全体に関する当社の姿勢については
また、カントリーヴィレッジのヒストリーやスタッフ紹介はこちら参照お願いします。
を参照いただけると嬉しいです。

