「吹き抜け」のある十勝の家8事例

リビングに一歩足を踏み入れた瞬間、天井が高く、光が満ちている——そんな開放感を求めて吹き抜けを選ぶ建て主さまが増えています。吹き抜けは空間を広く見せるだけでなく、1階と2階をつなぎ家族の気配を感じやすいという効果もあります。

一方で「吹き抜けは寒い?」という心配の声もよく聞かれます。カントリーヴィレッジでは、高断熱高気密で省エネ性能をしっかり確保した上で吹き抜けを設計するため、開放感と暖かさを両立した家が実現できています。今回は吹き抜けを取り入れた8邸の実例をご紹介します。

吹き抜け+高窓で青空と畑の眺めを満喫|更別村 W邸

更別村のW邸は農家の3代目が建てた約90坪の2世帯住宅。リビングには吹き抜けと高窓を組み合わせ、「青空と畑を遠くまで眺められる贅沢なひとときを満喫できます」と建て主様。大きな屋根が特徴的な外観を活かし、屋根なりに傾斜した天井が室内側にも現れ、吹き抜けの上部まで伸びやかな空間をつくり出しています。広大な十勝の農村景観と一体になる吹き抜けは、この土地に家を建てることの豊かさを体感させてくれます。

参考記事:https://co-vill.net/archives/524

キャットウォークを通じて2階までつながる、猫と暮らす吹き抜け|鹿追町 I邸

鹿追町Iさま邸の吹き抜けは、2匹の猫のために設計された「キャットウォーク」と一体になっています。リビングに張り巡らせたキャットウォークは、リビングの飾り張りにも連結し、さらには左側の壁から2階にもつながっていて猫たちは吹き抜け空間を自在に行き来します。

インテリアコーディネーターの八木さんが東京まで足を運んで猫に配慮した家づくりの研修に参加し、ノウハウを導入。「壁の一部に猫の足跡模様の入った壁紙を使って、歩いた跡のように見せたい」というIさんの細やかな要望をスケッチにして形にしました。「僕たちが本当に欲しかったものを造ってもらえた」というIさんの言葉が、この家づくりの充実ぶりを伝えています。

上下2連窓×吹き抜けで農村の景色を取り込む|士幌町 S邸

士幌町のS邸には、吹き抜けのリビングに上下2段に大きな窓があります。そこから光が差し込み、広大な農村景観をリビングに引き込みます。冬には降ってくる雪が家からの明かりに照らされて幻想的に見えるそうです。

薪ストーブ×大きな吹き抜けの三角屋根の家|更別村 K邸

ジブリ映画に出てくるような洋風の三角屋根に憧れていたという更別村K邸。LDKには大きな吹き抜けを設け、ハースストーン社の薪ストーブと組み合わせました。「夕方に薪を焚くと、朝方まで家じゅうが暖かく、晴れた日ならそのまま夕方まで暖房ナシで十分暖かく暮らせます」とご主人。高断熱高気密の建物性能に加え、蓄熱効果の高いソープストーン製薪ストーブが吹き抜けを通じて家全体を包み込むように暖めます。

リビング全体の吹き抜け+スケルトン階段でモノトーンの大空間|音更町 K邸

外観から内装までモノトーンで統一した音更町K邸のLDKは、リビング全体に広がる吹き抜けとスケルトン階段が空間のシンボルです。視線がリビングの奥から2階まで一気に抜け、開放感は圧巻。「天井の色は黒にしたい、でも暗くなってしまうかも…と悩みました。最終的には朝日社長に背中を押してもらい、希望の色に。吹き抜けのおかげで明るさも問題なく、気に入っています」とご主人。

大きな吹き抜けに光が満ちる、カントリースタイルのLDK|音更町 K邸

音更町内の角地に建つカントリースタイルのK邸。LDKには大きな吹き抜けが広がり、足元には床暖房パネルが入っています。「サッシはトリプルにし、付加断熱も入れるなど、性能部分も納得の高断熱住宅ができあがりました」とご主人。

吹き抜けと高い断熱性能を両立させることで、光と開放感を存分に楽しみながら、十勝の厳しい冬も暖かく過ごせる家が実現しました。吹き抜けの上部まで伸びる大きな窓から差し込む光が、カントリースタイルの温かみある空間を一層引き立てます。

吹き抜け+Rの垂れ壁が生む、柔らかな立体感|帯広市 S邸

無垢の床に漆喰の壁と自然素材を惜しげなく使った帯広市S邸。吹き抜けと並んでKさんが気に入っているのが「Rの垂れ壁」です。「棚、Rの垂れ壁、吹き抜け……子どもたちが寝たあと寝転がりながら眺めたりして、満ち足りた時間を過ごしています」というKさんの言葉が、この空間の心地よさを雄弁に語っています。

「引っ越してきた次の日には前の家のことを忘れてしまうくらい」という住み心地の良さは、吹き抜けが生み出す開放感と、自然素材の温かみが重なってこそのものです。

吹き抜けで家族の一体感を高めるインダストリアル住宅|帯広市 T邸

「インダストリアル・結露なし・回遊動線・吹き抜け・ビルトインガレージ」をテーマに建てた帯広市T邸。リビングの吹き抜けと西側の大きな開口部が組み合わさり、開放感あふれるLDKが完成しました。

「2階の子ども部屋と1階との距離感も近くなります」という言葉どおり、吹き抜けを通じて家族の声や気配が自然と伝わる設計になっています。吹き抜けがコミュニケーションのハブになる住まいの好例です。

高断熱高気密×吹き抜けの開放感

「寒くない?」よくある不安への答え
吹き抜けを検討する方がよく心配するのが「寒さ」です。カントリーヴィレッジでは、吹き抜けを採用する際も高断熱高気密の性能をしっかり確保します。

今回ご紹介した8邸はいずれも「真冬も寒いと感じない」という声をいただいています。

吹き抜けはデザインの選択であると同時に、家族のコミュニケーションや光の取り込み方にも大きく影響します。「こんな吹き抜けにしたい」というイメージが漠然としている段階からでも、実例の写真を見ながら一緒に考えていきますので、お気軽にご相談ください。

参考記事

↑カントリーヴィレッジの創業から今に至るまでの取り組み、そしてスタッフ紹介です。

↑カントリーヴィレッジの設計・プランニングに対する考え、取り組みです。

↑住宅の施工品質・性能・造作などについて書きました。

↑キッチンや洗面台、照明、外観、平屋住宅、高断熱、ツーバイフォーなど、住まいに関する様々なポイントを解説する「十勝の家づくり」コラムです。