
K邸のポイント
- 音更町の角地に建つ、屋根の一部を六角形にしたカントリースタイルの外観
- 間取り・収納・照明・設備・インテリアまで、すべてオリジナル仕様のフルオーダー
- サッシはトリプル+付加断熱、床暖房も入れた高断熱仕様(標準仕様を設けず1棟ごとに検討)
- システムキッチンはタカラ製、食器棚は音更町FARMER’S製のオーダーメイド(八木睦美さんと図面作成)
- 洗剤の高さに合わせたキッチンニッチや、扉の中にダウンライトを仕込んだ飾り棚などの造作
- ご主人の書斎は2.94帖・五角形、手をのばせば必要なものに届くコンパクト設計

「もともと持ち家願望があった」というK様ご夫妻。カントリースタイルが好きで、インテリアを重視する奥さまに対して、ご主人は性能や暮らしやすさを重視。悩んだ末にたどり着いた建築会社が、芽室町のカントリーヴィレッジでした。
屋根の一部を六角形にした、特徴的な外観は朝日良昌社長による設計です。角地という立地を活かしたデザインで、六角屋根の部分はご主人の書斎になっています。

玄関を入ると、隣にはシューズクロークがあります。出入り口には、来客時以外は開け放しておけるカーテンやスイングドアを取り付けました。
好みも暮らしやすさも。すべてオリジナル仕様の家づくり

「いろいろな家を見学しましたが、注文住宅であっても規格が決まっていたり、設備の選択肢が少なかったりする会社も多かったんです。カントリーヴィレッジでは、間取りはもちろん、収納や照明の位置、設備、インテリアまで、細かなところもすべてオリジナルの仕様。当然、見た目だけでなく暮らしやすさも変わってきます」
そう話すK様の室内には、あちこちにたっぷりの収納が。しまいたいものが増えていくことを見越して、位置やサイズを相談しながらつくったそうです。

大きな吹抜けが広がり、光に満ちたLDK。足元には床暖房のパネルが入っています。「カントリーヴィレッジの断熱性能は『標準仕様』がなく、家ごとに検討していくスタイルです。サッシはトリプルにして、付加断熱も入れるなど、性能面でも納得の高断熱住宅ができあがりました」とご主人。

ダイニングとリビングは「空間を分けたほうが落ち着ける」とK様。焼肉などの際ににおいが回らないよう、リビングとの間にはロールカーテンを取り付けました。
細部まで計算した造作・オーダー家具

キッチンのシンク上部の壁にはニッチを設け、洗剤や調味料を収納しています。普段使っている洗剤の高さがちょうど収まるよう、サイズを計算しました。システムキッチンはタカラ製。シンクの真下に食洗機を配置でき、予洗いした食器を入れるときに水が垂れないところが決め手になりました。

食器棚は、インテリアコーディネーターの八木睦美さんと相談しながら図面を引いたオーダーメイド。製作は音更町のFARMER’Sです。

「私が“こう使いたい”と描いたラフスケッチを、八木さんがきれいなイラストにしてくれて。立体的なイラストなので、暮らしの中で使うイメージもわきやすかったです」と奥さま。米びつなども収まるよう、サイズを細かく指定した棚は、使い勝手も申し分ありません。

洗面台には、カウンターの下と、鏡の裏や脇に収納棚を造作しました。カウンターの上が散らからないよう、棚の内部には髭剃り機などを充電できるコンセントもつけています。
我が家らしさが詰まったオリジナルの工夫

リビングで印象的なのが、階段脇に造られた飾り棚です。よく見ると、いくつかの棚には小さな扉がついています。

「ガラス細工の置物をたくさん持っているので、それを飾りたくて造ってもらいました。扉のついた棚にはダウンライトが入っているので、夜くつろいでいるときに、そこだけ照明をつけて楽しんだりしています」と奥さま。

主寝室は、落ち着いた配色を選びました。

廊下のニッチは、内側だけ壁紙を変えたこだわりのデザインです。「この壁紙のこの部分を、こういう角度で貼ってほしい、といった細かな要望にも、八木さんは嫌な顔ひとつせず、むしろ楽しみながら一緒に検討してくれました」と奥さま。丁寧な打ち合わせの積み重ねが、思いどおりのインテリアにつながりました。

2階に設けたご主人の書斎は、5つの壁と扉に囲まれた2.94帖の空間です。「部屋が小さいのも落ち着きますし、この形のおかげで、手をのばせばプリンターや本棚などすべてに届くのも気に入っています」と、仕事の効率もよい、お気に入りの場所になりました。

照明は、月を模したペンダントライト。「家の外から見ても雰囲気よく見えるように」と、取り付ける位置にまでこだわりました。

気になる住み心地を訊ねると、「最高です」と声をそろえるお二人。性能もインテリアも納得できる仕様を細やかに決めていったので、家のあちこちに愛着があるといいます。「娘たちも回遊動線を活かして走り回ったり、リビングが広いので縄跳びをしたりしていますよ。実家の両親も、よく訪ねてくるんです」と、思い描いたとおりの家での暮らしを、ご家族みんなで楽しんでいます。

